2009年1月24日土曜日

― ある芸術家村の今 ―

                            留学生

                            椿の実

                            ヨルガオ

                 鉛筆画 ( ケント紙+色鉛筆・鉛筆 2008 )


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            かつて奈良の山奥の龍神村には紙漉きの技術が伝わっていました。
                 おそらく朝鮮から伝来の技術だろうと思われる。
            その村に20世紀後半若いアーティスト達が芸術家村を作りました。
        木工など多様なアーティストたちが暮らして村興しをしていたが、やがて彼らは去り
           一家族の紙漉き職人でアーティストであるO氏だけ残ることになります。
        彼は今も制作していて年に何度かは都会のギャラリーで個展を開催しながら生計を
        立てているのです。心は充実しているとは思いますがアートの道は厳しいものです。